Tamachi Office
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田町新オフィス紹介
株式会社クレスコのグループ社内報に掲載されたクレスコDT・田町本社オフィスの紹介記事です。
【クレスコ・デジタルテクノロジーズ】
デジタルで世界を目指す!まるでドラマのようなオフィスを紹介!
株式会社クレスコ・デジタルテクノロジーズ(以下、クレスコDT)は、デジタルテクノロジーで “わくわくする未来” を追求し続けるプロフェッショナル集団を標榜し、「ネットワーク」「セキュリティ」「クラウド」「ソフトウェア」を中核技術としてお客様のDXに貢献しています。
同社はクレスコグループに入って12年目にあたる、2024年10月に新オフィスへ移転しました。
このオフィス移転のきっかけは、社長と全社員が直接対話する「1 on N」という場で「働く環境」の魅力向上がテーマに上がったこと。
その後も、会社が追求していく魅力について様々な対話や議論が重ねられる中で、「本社移転」も重要なテーマのひとつとして検討が開始されました。ポストコロナ時代において、オフィスの統廃合が本格化し始めたという社外情勢の高まりも、その背中を押したといいます。
こうした背景のもと、同社はオフィス移転・構築に向けたプロジェクトチーム「Project WAO」を始動。目指したのは、「仲間との繋がりが生まれるオフィス」でした。
チームのパフォーマンスを最大限に発揮するために随所に散りばめられた創意工夫、クリエイティビティを感じさせるオフィス設計は、まさに “わくわくする未来” を予感させる空間であり、その未来を生み出すドラマの主人公になれる空間でもありました。
今回は、そんな「わくわく」が止まらないクレスコDTの新オフィスをご紹介します!
「駅近がいい!」という希望を叶えた、田町駅のペデストリアンデッキ直結という好立地!


とても眺望がよくて駅近が特徴的なのですが、そんなオフィス移転のきっかけを教えてください。
山元社長:最初にオフィス移転が話題に上ったのは、私が着任後開始した全社員と私が対話する「1 on N」というプログラムの場での「オフィスはもう少し駅近がいい」という何人かの社員からの声でした。当時の品川本社は駅から徒歩15分弱でしたが、着任当時の私は本社に通勤することが日々新鮮でしたし、フルマラソンに挑戦する直前で元気バリバリだったこともあり、15分という距離を「へえ、遠いかね~?」というリアクションをしてしまったような記憶があります(笑)。
ですが、クレスコ憲章にある「皆が経営する会社」を具体的に実践したいという思いで、社員の声を経営に取り入れるための合宿やワークショップを開催し、会社の魅力やあるべき姿について社員の声を聴いていると、本社のあり方についての声が多く上がり、本格的に検討を進めていくことになりました。
もちろん、移転の要件としては、駅近で便利ということだけではありません。より重要視したのはワンフロアへの集約でした。品川のオフィスは会社の成長とともに増床を重ね、3フロアに分かれていましたから、業務の効率化や部門間の連携強化を図るためにも、ワンフロア化は欠かせない要件でした。
そして、築年数、周辺の環境、ファシリティ…もちろんコストも踏まえて十数件の候補の中から、このビルを選びました。
エントランスから圧巻!アスタリスクが指し示すのは「世界」!
まず、エントランスに入って、その眺望もさることながら、ロゴの形をしたソファーのインパクトに圧倒されました!
山元社長:ありがとうございます。このクレスコグループロゴの「アスタリスク」には、未来に向けて成長するという意味が込められています。そして私たちのビジョンは “わくわくする未来” 。そこで、メインエントランスから望む東京湾の方角にロゴを向けることで、私たちのビジョンを世界に発信し、ビジネスを通じて広げていくことをあらわしています。
これは「クレスコ憲章」の5番目に掲げられた「世界で生きる」という理念を反映したものでもあり、社員一人ひとりがその想いを胸に、常に意識していこうという意気込みでもあるんです。

働く環境、働き方を変えることで
“わくわくする未来”へ イノベーションを起こしたい!
エントランスから “わくわくする未来” を感じてしまったのですが、そんな新オフィス構築のコンセプトを教えてください。
山元社長:まず、“魅力的なオフィスで働こう”という想いを込めて、本社移転プロジェクト『Project WAO(Work in the Attractive Office)』を立ち上げました。そこで、チームメンバーが練り上げたコンセプトは「仲間との繋がりが生まれるとともに、チームのパフォーマンスを最大限に発揮できるオフィス」です。
デジタル技術は日々進化・複雑化しており、個々のエンジニアの能力だけに頼る時代ではなくなっています。移転を契機に、働く環境や働き方に変化や工夫を取り入れ、社員同士が自然に繋がり、チームでパフォーマンスを発揮し、クレスコDTが時代をリードする存在になれる、そんなオフィスを造りたいと考えたのです。

写真左:齋藤 友梨香さん、写真右:大森 愛莉さん

電話番号下4桁まで「0909(ワクワク)」というこだわり!
ポイント❶ 人と人をつなぐ「Activation LINE」
新オフィスのポイントを教えてください。
齋藤さん:私たちの想いを具現化するデザインコンセプトの「Activation LINE」ですね。
ワンフロアに統合されたことを活かして、オフィスの中心にメイン動線となる「Activation LINE」を一本通し、人と人をつなぐ仕組みとして、日常的に使うファシリティ=「タッチポイント」をその周辺に集約しました。
「タッチポイント」となるのが、ロッカー、複合機、WEBブース、リチャージエリアなど。
これら「タッチポイント」を動線沿いに配置することで、偶然の出会いや交流、会話が生まれることが意図されています。
山元社長:普段の業務では顔を合わせない社員と出会って「元気かな?」と思ったり、「そういえば、あれどうなった?」といった会話が生まれたりする仕組みです。


↑↑↑↑これがオフィスを貫く「Activation LINE」です!↑↑↑↑

集約されたことで、効率的で便利になりました!

ちょっとした打ち合わせからランチまで大活躍!

本格コーヒーやカフェラテ・抹茶ラテなどを提供するドリンクサーバが人気!予想以上に人気で1人2杯までというルールが設けられたほど
ポイント❷ 働き方を「Activation」させる多彩なワークスペース!
いろんな種類の座席があるのも特徴的ですね。
大森さん:今までとは違う働き方を実現する場となるように、多彩なワークスタイルを選択できるようになっています。
もちろん、空間デザインや物理的な設計だけでなく、会議室の予約管理や固定電話の廃止、来客受付を始めとする各種のシステムも改良を図っています。



ミーティングやチーム作業も、こんなに上質な空間でやっています!

振り返れば東京湾を一望できるので、すごくリフレッシュできるそう!
ポイント❸ 「世界で生きる」を意識させるレイアウトやデザイン
ミーティングスペースが世界の都市の名称になっているようですね?
齋藤さん:そうなんです。先ほどの山元さんのお話のとおり、クレスコ憲章の「世界で生きる」を意識しよう!いう工夫の1つです。オフィス空間全体に世界地図をマッピングして、世界の都市名を冠した名称が付けられています。会議室はリオデジャネイロ、プロジェクトルームは「リバプール」、ウェブブースは「ドバイ」、多目的ルームは「ホノルル」といった感じです。
他にも、「ホノルル」の壁には世界地図が描かれていて、プロジェクトルームの壁には西から東へと並ぶ世界の有名なモニュメントを配置しています。デザイン面でも、より社員が「世界」を意識できる遊び心が盛り込まれているんです。
大森さん:さらに、創業以来培ってきた技術の変遷や歴史を壁面に記し、「クリエイティブジャパン時代」に尽力いただいた諸先輩方の業績に敬意を払いつつ、次のレジェンド輩出や成長を目指す姿勢に繋がってもらいたいという想いを込めています。
このオフィス空間全体が、クレスコDTは世界で生きる会社だということを社員に意識してもらえるきっかけになればと考えています。



メッセージが込められていました!
ポイント❹ 社長室? いやいや『ケープタウン』です!
すると、こちらの社長室にも名称があるのですか?
大森さん:そうなんです。山元さん(社長)のいる部屋は社長室とは呼ばず、喜望峰で有名な南アフリカの『ケープタウン』という都市名を使わせてもらっています。
山元社長:ケープタウンといえば、「喜望峰」が有名です。その名の由来は、大航海時代の冒険者たちが命がけで航海し、世界貿易の発展を実現させるための「希望の岬」。危険と隣り合わせでも、新たな可能性に挑戦しようとする意志が込められています。
私のモットーに「無条件の前例踏襲を是としない(本質を見極め行動しよう)」「成長とは変化することである」というものがあります。ケープタウンという名前で、そうした挑戦への意欲を失わず、一歩前に出る--- そんな想いを共有できればと思っています。

クレスコの成長の「聖地」からクレスコDTの「わくわくする未来」が生まれる!

(クレスコDT公式インスタグラムより)

ご家族への感謝や社員同士の交流を深める場として、60人以上の方が参加!
(クレスコDT公式インスタグラムより)

(クレスコDT公式インスタグラムより)

「皆が経営する会社」を社員が実感できる仕組みのひとつです!
(クレスコDT公式インスタグラムより)
オフィス移転・構築を経て、社員の方からの声はいかがですか?
齋藤さん:オフィス構築の進捗を社員にちょくちょくお伝えしていたこともあって、みんなワクワクしていたとは思うんです。でも、実際にこの場に立つと、まずビューに感激して、オフィス空間には想像以上の歓声があがりました(笑)。ドキドキしながらどこに座ろうかな…みたいな。
大森さん:やはり、3フロアからワンフロア化したことで、人と人との距離がすごく近くなりました。チームでの業務や交流も活発になったと言われていますし、私自身、みんなとの会話がグッと増えたなと感じます。また、オフィスを活用して部門を跨った様々なイベントを実施できることも大きくて、新しい交流の形を提案できているなと感じています。
山元社長:品川にいた時は、3フロアそれぞれに廊下や会議室を配置する都合などで、スペース効率が悪く、座席間に余裕がありませんでした。新オフィスは総面積としては微増なのですが、ワンフロアの効果もあり席数を増やしてもかなり余裕をもった配置が実現できました。
さらに、壁がなく全体が見渡せるので、社員の表情に直接接することができるのが嬉しいですね。「久しぶり!調子どう?」「あれ、ちょっと疲れ気味?」など、声掛けもしやすくなったなと。ちなみに、会社から出社を促進するような働きかけをしているわけではないですが、10%ほど出社率が上がったという報告を受けています。
オフィス移転を経て、これからの抱負を教えてください。
山元社長:クレスコDTが田町という街に移転したことは、すごく重要な意味を持つと思っています。というのも、クレスコの歴史を紐解くと、1995年に本社を田町に移転しており、その後品川に移転するまでの8~9年の間に急成長を遂げて、店頭公開から東証一部上場を果たしたことから、田町はクレスコグループの「聖地」とも言える場所だからです。
社員数230人のクレスコDTはちょうどその頃のクレスコと同じ規模の会社ですので、このクレスコをロールモデルとするならば、私たちが「聖地」田町で新たなスタートを切り、10年後、20年後に2000人規模の企業に成長することも決して夢ではありません。
オフィスが完成して、会社の土台は整ったので、“さあ、これから事業をさらに充実させ、お客様ビジネスに貢献していきましょう” と社員の士気も上がっているように感じます。
ぜひ、これからのクレスコDTに期待していただければと思います。

オフィス移転をご支援いただいた各社からも紹介いただいています。